歯周病治療は痛い?どんなことするの?【阿倍野区の歯医者が解説】|大阪市阿倍野区の歯科 足立歯科クリニック

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歯周病治療は痛い?どんなことするの?【阿倍野区の歯医者が解説】

スタッフブログ 2025.09.29

 

皆さん、こんにちは。阿倍野区の足立歯科クリニックです。

歯周病は「沈黙の病気」とも呼ばれ、自覚症状が出にくいまま進行してしまうことがあります。

そのため、気付いたときには歯ぐきの腫れや出血、歯の揺れといった症状が進んでいることも少なくありません。

いざ歯周病治療を受けようと思っても「痛いのでは?」と不安を抱かれる患者様も多いのではないでしょうか。

実際、治療内容や症状の進行度によって痛みの程度は異なります。

本記事では、歯周病の基本知識から治療の流れ、治療に伴う痛みとその対処法、さらに費用や保険の適用について詳しく解説します。

阿倍野区で歯周病治療を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

 

足立哲也 院長

監修者情報

医療法人 青空会 足立歯科クリニック 院長
足立 哲也(あだち てつや)

プロフィール

朝日大学歯学部卒を卒業後、幅広い年齢層の患者と向き合いながら、むし歯や歯周病、予防歯科などの診療に取り組む。
患者が安心して通えるよう、丁寧なカウンセリングとやさしい対応を心がけている。

略歴

  • 平成11年3月 朝日大学歯学部卒業
  • 平成11年4月 大阪歯科大学研修医
  • 平成12年4月 中岡歯科医院勤
  • 平成15年4月 足立歯科クリニック開業
  • 平成16年12月 医療法人青空会理事長
  • 平成22年9月 南カリフォルニア大学ジャパンプログラム卒業
  • 平成23年3月 AAID(アメリカインプラント学会)マキシコース卒業
  • 平成24年4月 ICOIコロンビアコース
  • 平成25年6月 インディアナ大学 インプラントコース
  • 平成30年3月 大阪歯科大学院卒業
  • 令和2年4月 大阪歯科大学 非常勤講師

所属学会・資格

  • ADIA(アメリカインプラント学会)認定医・専門医
  • IDIA国際歯科インプラント学会
  • 日本口腔インプラント学会認証医・専門医
  • ICOI国際口腔インプラント認定医・指導医
  • AAID(アメリカインプラント学会)認定医・専門医
  • 日本顎咬合学会認定医
  • 南カリフォルニア大学 客員研究員
  • 南カリフォルニア大学 ジャパンプログラムリーダー
  • インディアナ大学 口腔再生学講座 インプラント研究科 客員講師
  • インディアナ大学歯学部 日本歯科矯正プログラム 認定医
  • 歯科医師臨床研修指導医
  • 歯科放射線学会 認定医
  • 口腔医科学会 認定医・専門医
  • オステムインプラント 指導医・公認インストラクター
  • 光機能化バイオマテリアル研究会会員
  • JAID代議員
  • 国際審美学会会員
  • 臨床器材研究所認定医
  • 介護支援専門員(ケアマネージャー)
  • 衛生検査技師
  • BLS認定医
  • 福祉住環境コーディネーター
  • ISOI国際口腔インプラント学会ドイツ口腔インプラント学会日本支部
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▼歯周病の基本知識

・歯周病とは?その症状と進行段階

歯周病は、歯を支える歯ぐきや歯槽骨に炎症が起こり、進行すると歯を失ってしまう病気です。

初期段階では歯ぐきの赤みや出血程度で、患者様自身が自覚しにくいことが特徴です。

中等度になると歯ぐきが下がり、歯と歯の間に隙間が目立つようになります。

さらに重度に進むと歯槽骨が溶けて歯がぐらつき、最悪の場合は抜歯が必要になることもあります。

 

・歯周病の主な原因

歯周病の最大の原因はプラーク(歯垢)に含まれる細菌です。

日々の歯磨きで取り切れないプラークが歯石へと硬化し、そこで繁殖した歯周病菌が毒素を産生して歯ぐきに炎症を引き起こします。

加えて、かみ合わせの不調和、喫煙、糖尿病などの全身疾患も発症や進行を助長します。

そのため阿倍野区の歯医者「足立歯科クリニック」でも歯周病予防のためにプラークや歯石をしっかり取り除くよう患者様にお伝えしております。

 

▼歯周病治療は痛い?

・歯周病治療における痛みの程度や種類について

歯周病治療で感じる痛みは、治療の内容や歯ぐきの炎症の程度によって異なります。

代表的なのはスケーリング(歯石除去)やルートプレーニングの際に、器具が歯根面や炎症を起こしている歯ぐきに触れるときの刺激です。

歯周組織に炎症があると知覚過敏が強まり、通常よりも痛みを感じやすくなります。

外科処置を伴う場合は、術後に腫れや違和感を伴うことがありますが、多くは一時的な反応であり、組織が治癒していく過程で自然に軽減します。

 

・ズキズキする痛みの原因と対処法

治療後にズキズキとした痛みを感じるのは、主に炎症が強く残っている部位で歯石を除去した際に、歯ぐきの血流や神経が一時的に刺激されることが原因です。

特にルートプレーニングでは、歯根の表面を滑らかに整えるため一時的に知覚過敏症状が出ることもあります。

通常は数日で症状が落ち着き、再生過程で歯ぐきが引き締まることで改善します。

治療後は冷たい飲食物や硬い食べ物を避けることが望ましく、痛みが強い場合には市販の鎮痛薬や医師が処方する抗炎症薬を併用すると快適に過ごせます。

 

・治療時の麻酔について知っておくべきこと

中等度から重度の歯周病治療では、痛みを最小限に抑えるため局所麻酔を使用します。

麻酔は処置する歯の周囲に作用させるため全身への影響はほとんどなく、安全性が高いとされています。

もちろん、注射時のわずかな刺激はありますが、直後から処置中の痛みをほぼ感じずに治療が可能です。

また、麻酔薬にはエピネフリンを含むタイプと含まないタイプがあり、心疾患や高血圧をお持ちの患者様には体調に合わせた薬剤を選択します。

妊娠中の患者様や既往歴をお持ちの方でも、歯科医師が適切に調整することで安心して治療を受けることができます。

ちなみに、阿倍野区の歯医者「足立歯科クリニック」では、表面麻酔や針のない注射器、電動麻酔器などを活用した痛みの少ない麻酔処置に対応しております。

 

・治療後の痛みはどのくらい続くのか?

スケーリングやルートプレーニング後の軽い痛みやしみる感覚は、通常2〜3日で軽減します。

外科的に歯ぐきを切開して行うフラップ手術では、術後に腫れや鈍痛を伴うこともありますが、1週間程度で日常生活に支障がないレベルに回復します。

歯ぐきの治癒過程で新しい歯周組織が形成されるため、治療後に一時的な違和感を覚えることは自然な反応です。

長期的に健康な歯ぐきを取り戻すためには、この回復期を適切に乗り越えることが大切です。

 

▼歯周病治療の方法と流れ

・初診で行う検査と診断の流れ

初診では歯ぐきの状態を確認するための歯周ポケット検査、レントゲン撮影、かみ合わせのチェックなどを行います。これにより歯周病の進行度を把握し、最適な治療計画を立てます。

 

・軽度から重度までの治療法の具体例

軽度の歯周病では、スケーリングと呼ばれる歯石除去やブラッシング指導が中心です。

中等度ではルートプレーニングを行い、歯根に付着した汚れを徹底的に取り除きます。

重度の場合には歯周外科手術が必要となるケースもあります。

 

・外科手術が必要なケースとは?

歯周ポケットが深く、通常の清掃では改善が見込めない場合にはフラップ手術を行います。

歯ぐきを開いて歯根を露出させ、徹底的に汚れを除去した後に縫合します。

この処置は一時的に腫れや痛みを伴いますが、歯を残すために有効な方法です。

 

・治療に用いる器具と技術

超音波スケーラーやハンドスケーラーを使い、歯石を効率よく取り除きます。

さらにマイクロスコープを活用することで、肉眼では見えにくい部分まで正確に処置が可能です。

 

・スケーリングとクリーニングの効果

定期的なスケーリングとクリーニングは、歯ぐきの炎症を抑えるだけでなく、口臭予防や虫歯予防にもつながります。

健康な歯ぐきを維持するためには、治療後も継続的なメンテナンスが欠かせません。

阿倍野区で歯周病治療を受けた方はその後も定期的なスケーリングやクリーニングを歯医者で受けましょう。

 

▼歯周病治療に保険は適用される?

日本の健康保険制度では、歯周病治療の多くが保険適用となります。

スケーリングやルートプレーニングは数千円程度で受けられ、外科手術が必要な場合でも保険診療の範囲で行えることが一般的です。

 

・歯周病治療にかかる期間と通院回数

軽度の歯周病であれば数回の通院で済む場合もありますが、中等度から重度になると数か月から1年以上の通院が必要になることもあります。

定期的な通院と家庭でのケアを両立することが、治療の成功には不可欠です。

 

▼阿倍野区で歯周病治療を受けるなら「足立歯科クリニック」がおすすめ!

阿倍野区の歯医者「足立歯科クリニック」では、「患者様と一緒に治す歯科医療」を大切にし、丁寧なカウンセリングと精密な検査を通じて、個々に合わせた最適な治療計画をご提案しています。

歯周病治療では、マイクロスコープを活用した精密治療に加え、最新の光殺菌治療(LAD:Light Activated Disinfection)を導入しています。

LADは、抗生物質を使用せずに特殊な光を照射することで歯周病菌を殺菌する方法で、副作用が少なく耐性菌のリスクもないため、患者様のお身体に優しい治療法として注目されています。

従来の治療に加えてLADを併用することで、治療効果の向上や再発予防が期待できます。

 

また、歯ぐきの健康を長く保つための予防プログラムも充実しており、虫歯やかみ合わせのチェックも総合的に行います。

お子様からご高齢の方まで安心して通院いただけるよう、院内はバリアフリー設計を採用。

地域の皆様が快適に通える環境を整えています。

阿倍野区で歯医者をお探しの方は、地域に根差した足立歯科クリニックでの歯周病治療をご検討ください。

 

▼まとめ

歯周病は気付かないうちに進行し、放置すれば歯を失う大きな原因となります。

治療に痛みが伴う場合もありますが、多くは麻酔やアフターケアで十分にコントロール可能です。

軽度であればシンプルな処置で改善でき、重度でも適切な外科処置により歯を残せる可能性があります。

さらに、保険が適用されるため費用面の負担も抑えられます。

阿倍野区で歯周病治療をお考えの患者様は、足立歯科クリニックでの受診をおすすめします。

正しい知識と適切な治療を受け、健康な歯ぐきと笑顔を守っていきましょう。