『学生から社会人の方までの矯正を幅広く対応しております』
なぜ矯正歯科が必要なのか?
食べ物がうまく噛めない
虫歯もそうですが、歯並びが悪いとバランス良くものが噛めません。噛み砕く力が弱く、食べ物を大きな塊のまま飲み込むことになり、胃や腸などにも負担がかかります。
発音がはっきりしない
発音には前歯の噛み合わせがすごく重要です。出っ歯、開口などで前歯がしっかりかみ合っていないとスース-と息がもれてしまい、サ行やタ行、英語ではS音、T音がうまく発音できないことがあります。
虫歯や歯周病になりやすい
歯並びが悪いと歯が磨きずらくなります。歯垢や歯石が溜まりやすく、虫歯や歯周病になりやすく、口臭の原因にもなります。また綺麗な歯並びの人と比べると治療もしづらくなります。
顎(あご)の成長が阻害される
噛み合わせが反対だったり、横にずれていたりすると、顎の発育が阻害されたり、違った方向に顎が発育したりします。また、しっかり噛めない歯並びでは顎の骨に刺激がいかないので骨ばかりではなく周りの筋肉も発達が悪くなります。
見かけが悪い
何が美しいかの価値観は人によって異なりますが、極端な出っ歯や受け口やデコボコの歯並びを美しいと思う人はいません。口元の美しさは人によい印象を与えます。お子様の場合は性格形成にも影響をあたえます。
矯正治療の種類
矯正治療は大きく分けると①子供の矯正治療(9歳くらいで大人の歯に生え変わるまで)と②大人の矯正治療(大人の歯ならび)分かれます。
※全て自費治療となります。
①子供の矯正治療
成長を利用して歯並びを広げて隙間を作ったり、顎の成長を利用してかみ合わせを改善したりします。
9歳以降になるとあごの成長が落ち着いて、歯の生え変わりも進んできますので、大人の矯正治療が必要になる可能性が高くなります。
したがって9歳以降は大人の矯正治療前提で子供の矯正治療を行う事になります。
大人の歯が生えそろう12歳以降に必要であれば歯並びの仕上げとして大人の矯正治療に移行する事も出来ます。
その場合は大人の矯正治療費との差額を頂いて進めて行く事ができます。
②大人の矯正治療
ブラケット(金具)を付けて歯並びを改善するブラケット矯正とマウスピース(取り外しの矯正装置)で歯並びを改善するインビザライン矯正があります。
子供の矯正(来院ごとに調節料3,300円(税込)が必要になります)
子供の矯正治療(12歳ぐらいまでに必要な矯正装置代になります):385,000円(税込)
大人の矯正(矯正治療に伴う抜歯は、1本につき6,050円(税込)が必要です)
①ベーシックプラン
(従来からあるブラケットを用いた大人の矯正です。来院ごとに調節料5,500円(税込)が必要です)
- 全体矯正(上下):825,000円(税込)
- 片顎(上または下のみ):440,000円(税込)
- 目立ちにくい白いワイヤー使用の場合の追加料金:24,200円(税込)(上下顎それぞれ)
②インビザラインプラン
(透明な装置を用いた大人の矯正です。アタッチメントやIPRの際には5,500円(税込)、それ以外は3,300円(税込)の調節料が必要です)
- カウンセリング:3,300円(税込)
- 精密検査/診断費用:33,000円(税込)
- インビザライン矯正治療費(難易度により料金が異なります)
一部分のみの症例(軽度矯正):385,000円(税込)
前歯の移動のみで治療できる簡単な症例(中度矯正):605,000円(税込)
抜歯や後方移動が必要で治療が難しい症例(全体矯正):825,000円(税込)
別途費用など詳しくは料金ページをご確認ください。
矯正治療を希望される場合は、まずは資料取りを行う必要があります。ご予約の際には資料取り(3,300円(税込)が必要になります)の予約とお伝え下さい。
分析にお時間を頂きますので、次回矯正日に診断結果をお伝えするためには2週間前までに資料取りをして頂く必要があります。
詳しくはお気軽にお問い合わせください。
矯正治療の流れ
- 初診
- 初めてご来院された場合、矯正についてのご相談を承ります。そこで、矯正治療をご希望される場合は、診断のための資料(口腔内膜型、X線写真など)を取り揃えます。
- 診断
- 次回ご来院時に、診断結果についてお話し致します。
そこで、矯正治療に用いる装置の決定(選択)及び料金(治療費)治療期間についてお話し致します。
ここで治療の必要がある蝕歯(虫歯)や抜歯すべき歯牙がある場合には、これらの処置を行うように致します。(この時は、料金は必要ありません。) - 装置装着
- 矯正治療のための前準備(虫歯の治療等)が終了し、患者様の了解が得られた場合に初めて矯正装置の装着を行います。装着には時間がかかる為、数回に分けることもあります。
- 装置調整及び監視
- 基本的には月1回ご来院して頂き、歯牙を移動させるためにワイヤー等の調整又は、順調に移動しているかどうかの監察を行います。(この時、調整料(2,000円)をお支払い頂きます。)
- 装置除去
- すべての歯牙移動が完了して場合に、装置の除去を行います。
- 保定
- 装置除去後、移動した位置に歯牙をとめておくために、保定装置を装着致します。これは、取り外しが自由な可撤式の装置です。保定期間中は3ヶ月ないし6ヶ月に1度ご来院下さい。短期矯正は身体に負担が大きく、当院ではおすすめしておりません。
院長からのアドバイス
顎が未発達で歯並びが悪くなってしまうお子様が増えています。
これは、よく噛まなくても飲み込める「軟食」が一つの原因です。食べ物を8等分すると、顎の運動量は40%減ってしまいます。噛み応えのある切り方も関係するでしょう。ご両親の噛み方・食べ方を、お子様は見ています。ご家庭で良く噛む練習をしてください。
治療期間について
大人の場合は、特に長くなります。また、男女差もあります。歯並びのタイプによって異なりますから、
一年~二年と考えておいて下さい。場合によってはとても長引くこともあります。
月一回の管理について
矯正を始めると、どうしても歯に汚れがたまり、虫歯・歯肉炎が起こりやすくなります。
このため、矯正装置の調整と同時にその管理が必要ですので、月一回の管理に来院して下さい。
虫歯・歯肉炎に関しては、健康保険が適用できます。
基本的に矯正治療のときは矯正の治療がメインとなります。
