虫歯治療の方法は?どれくらい痛い?【阿倍野区の歯医者が解説】|大阪市阿倍野区の歯科 足立歯科クリニック

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虫歯治療の方法は?どれくらい痛い?【阿倍野区の歯医者が解説】

スタッフブログ 2025.10.10

皆さん、こんにちは。阿倍野区の足立歯科クリニックです。

虫歯は放置すると進行し、歯ぐきやかみ合わせにまで影響を及ぼすことがあります。

そのため早期の虫歯治療が大切ですが、「虫歯治療は痛いのでは?」と不安を感じる患者様も多いのではないでしょうか。

近年は歯科治療技術や麻酔の進歩により、痛みを最小限に抑えた治療が可能になっています。

本コラムでは、標準的な虫歯治療の流れや痛みの程度、当院で導入している痛みを和らげる工夫について詳しくご紹介します。

阿倍野区で安心して通える歯医者を探している方はぜひ参考にしてください。

 

足立哲也 院長

監修者情報

医療法人 青空会 足立歯科クリニック 院長
足立 哲也(あだち てつや)

プロフィール

朝日大学歯学部卒を卒業後、幅広い年齢層の患者と向き合いながら、むし歯や歯周病、予防歯科などの診療に取り組む。
患者が安心して通えるよう、丁寧なカウンセリングとやさしい対応を心がけている。

略歴

  • 平成11年3月 朝日大学歯学部卒業
  • 平成11年4月 大阪歯科大学研修医
  • 平成12年4月 中岡歯科医院勤
  • 平成15年4月 足立歯科クリニック開業
  • 平成16年12月 医療法人青空会理事長
  • 平成22年9月 南カリフォルニア大学ジャパンプログラム卒業
  • 平成23年3月 AAID(アメリカインプラント学会)マキシコース卒業
  • 平成24年4月 ICOIコロンビアコース
  • 平成25年6月 インディアナ大学 インプラントコース
  • 平成30年3月 大阪歯科大学院卒業
  • 令和2年4月 大阪歯科大学 非常勤講師

所属学会・資格

  • ADIA(アメリカインプラント学会)認定医・専門医
  • IDIA国際歯科インプラント学会
  • 日本口腔インプラント学会認証医・専門医
  • ICOI国際口腔インプラント認定医・指導医
  • AAID(アメリカインプラント学会)認定医・専門医
  • 日本顎咬合学会認定医
  • 南カリフォルニア大学 客員研究員
  • 南カリフォルニア大学 ジャパンプログラムリーダー
  • インディアナ大学 口腔再生学講座 インプラント研究科 客員講師
  • インディアナ大学歯学部 日本歯科矯正プログラム 認定医
  • 歯科医師臨床研修指導医
  • 歯科放射線学会 認定医
  • 口腔医科学会 認定医・専門医
  • オステムインプラント 指導医・公認インストラクター
  • 光機能化バイオマテリアル研究会会員
  • JAID代議員
  • 国際審美学会会員
  • 臨床器材研究所認定医
  • 介護支援専門員(ケアマネージャー)
  • 衛生検査技師
  • BLS認定医
  • 福祉住環境コーディネーター
  • ISOI国際口腔インプラント学会ドイツ口腔インプラント学会日本支部
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▼虫歯治療の方法は?

はじめに、阿倍野区の歯医者でも行っている標準的な虫歯治療の方法を重症度別に解説します。

 

◎軽度の虫歯(C1〜C2)の治療

虫歯がエナメル質や象牙質にとどまっている段階では、虫歯部分を削り、レジン(歯科用プラスチック)で詰める治療が一般的です。

レジンは歯の色に近いため見た目も自然で、かみ合わせへの影響も少なく済みます。

 

◎中程度の虫歯(C2〜C3)の治療

象牙質に深く達した虫歯は、削る量が増えるため、型を取ってインレー(詰め物)やクラウン(被せ物)で修復する必要があります。

セラミック、金属、ジルコニアなど素材も複数あり、患者様のご希望に応じて選択できます。

 

◎神経まで進行した虫歯(C3)の治療

虫歯が歯の神経に達すると、激しい痛みを伴い、神経を除去する「根管治療」が必要になります。

専用の器具で感染した神経や細菌を取り除き、内部を消毒した後に詰め物をして密閉する治療です。

その後、クラウンを装着して歯の機能を回復させます。

 

◎歯を残せない場合の治療(C4)

虫歯が歯根まで進行し、歯を保存できない場合は抜歯となります。抜歯後はかみ合わせを維持するために、ブリッジ、入れ歯、インプラントといった補綴治療を行います。

阿倍野区で歯を残せる可能性をできる限り追求するのが足立歯科クリニックの方針ですが、最適な方法を患者様と相談しながら決定します。

 

 

▼虫歯治療は痛い?

続いて、阿倍野区の歯医者で行っている標準的な虫歯治療の痛みについて解説します。

 

◎虫歯治療中の痛み

虫歯治療で多くの患者様が不安を感じるのは「歯を削る時の痛み」です。

歯を削る際、切削器具によって歯の内部にある象牙細管が刺激されると、その刺激が歯髄(神経)に伝わり痛みとして感じられます。

ただし、通常は局所麻酔を併用するため、処置中の痛みはほとんどありません。

近年では電動注射器や表面麻酔を組み合わせることで、麻酔自体の痛みも抑えられ、患者様にとってより快適な環境が整えられています。

 

◎虫歯治療後の痛み

治療直後には、一時的に「噛むと違和感がある」「冷たいものがしみる」といった症状が出ることがあります。

これは、虫歯を削る際に象牙質が露出し、歯髄が過敏になっているためです。

また、詰め物や被せ物を装着した直後は、かみ合わせの微妙な変化により歯や歯ぐきが違和感を覚える場合もあります。

通常は数日から1週間程度で自然に改善しますが、痛みが強く続く場合には調整や追加処置が必要となることがあります。

 

◎虫歯治療の痛みのメカニズム

虫歯の進行に伴う痛みは、歯の内部にある神経組織の炎症が主な原因です。

初期では「冷たいものがしみる」といった知覚過敏に似た症状が中心ですが、虫歯が象牙質を越えて歯髄に及ぶと、熱いものに反応したり、自発的なズキズキした痛みを伴ったりするようになります。

これは歯髄炎と呼ばれる状態で、放置すれば夜眠れないほどの激痛へと進行します。

治療によって感染源を取り除き、必要に応じて神経を保護または除去することで、炎症は収まり、痛みは次第に軽快していきます。

 

▼虫歯治療に伴う麻酔処置が不安な方へ

虫歯治療を安心して受けていただくためには、麻酔の痛みをいかに軽減できるかが大きな鍵となります。

阿倍野区の歯医者「足立歯科クリニック」では、歯ぐきや神経の構造に基づいた最新の麻酔技術を積極的に導入し、患者様の不安を最小限に抑える工夫を行っています。

 

◎表面麻酔(トピカルジェル・パッチ)

注射の前に歯ぐきの粘膜に専用の麻酔ジェルやパッチを塗布し、痛覚を伝える神経終末を一時的に鈍らせます。

これにより、注射針を刺す瞬間の「チクッ」とした痛みを和らげる効果があります。

小さなお子様や注射に強い恐怖心を抱かれる患者様にも有効です。

 

◎テープ式麻酔(ペンレス)

皮膚や粘膜から薬剤が浸透する「経皮吸収型」のシートを用いた方法です。

一定時間貼付することで、局所の神経活動を抑制し、注射時の違和感を大幅に軽減できます。

医科領域でも広く使われており、安全性が高いのが特徴です。

 

◎噴射式麻酔(シリジェット)

針を使わずに高圧で麻酔薬を歯ぐきに噴射する機器です。

薬液が細かい粒子状となって粘膜下に到達し、瞬時に浸透します。

注射器を使用しないため、「針を刺される恐怖」が軽減され、注射が苦手な患者様に適しています。

 

◎電動麻酔注射器

従来の手動注射と異なり、コンピュータ制御で一定の速度・圧力で麻酔薬を注入します。

急激な圧力変化による痛みを避けられるため、体感的にほとんど刺激を感じないのが特徴です。

特に歯ぐきの繊細な部位では有効です。

 

◎麻酔薬カートリッジウォーマー

麻酔薬を体温に近い温度に温めてから使用することで、注入時の温度差による刺激を軽減できます。

これは神経が「温度差」を痛みとして感じ取ることがあるためで、科学的根拠に基づいた工夫のひとつです。

 

◎笑気麻酔鎮静法

亜酸化窒素を含むガスを鼻から吸入することで、中枢神経系に作用しリラックス状態を誘導します。

意識は保たれたまま不安や緊張が和らぐため、お子様や歯科恐怖症の患者様にも適しています。

ガス吸入を止めれば速やかに効果が切れるため、安全性の高い方法です。

 

◎静脈内鎮静法

点滴で鎮静薬を投与し、半分眠ったようなリラックスした状態で治療を受けられる方法です。

全身麻酔とは異なり意識は保たれていますが、処置中の記憶がほとんど残らない場合もあります。

インプラント手術や長時間の外科処置で特に有効であり、医師の全身管理下で行うため安心です。

 

▼虫歯治療が苦手な方へ

痛みに敏感な患者様やお子様のために、当院では以下の無痛治療を導入しています。

 

◎ドックスベストセメント

虫歯を大きく削らず、薬剤の殺菌作用で虫歯の進行を抑える方法です。

神経を残せる可能性が高まり、治療後の痛みも少なくなります。

 

◎カリソルブ

薬液を虫歯部分に塗布して軟らかくし、器具で取り除く方法です。

削る量が最小限で済むため、歯の寿命を延ばせます。

 

◎キッズソルブ

お子様専用に開発された薬剤で、痛みの少ない虫歯治療を実現します。

治療への恐怖心を和らげ、歯医者嫌いを防ぐ効果も期待できます。

 

▼阿倍野区で痛みの少ない虫歯治療なら「足立歯科クリニック」

阿倍野区で歯医者をお探しの患者様に、足立歯科クリニックは「痛みを抑えた安心の虫歯治療」をご提供しています。

最新の麻酔技術や無痛治療法を積極的に導入し、患者様一人ひとりのご不安に寄り添う診療を心がけています。

お子様から大人の方まで幅広く対応し、歯ぐきやかみ合わせまで考慮した治療をご提案いたします。

虫歯治療に対して不安をお持ちの方は、どうぞお気軽にご相談ください。

 

▼まとめ

虫歯治療は進行度に応じて治療法が異なり、軽度ならレジン充填、中度以上ではクラウンや根管治療が必要になる場合もあります。

「治療は痛い」というイメージを持たれがちですが、現代の歯科医療は麻酔や無痛治療技術の進歩により、痛みを最小限に抑えることが可能です。

足立歯科クリニックでは、表面麻酔や電動麻酔注射器、笑気麻酔鎮静法などを組み合わせ、患者様が安心して虫歯治療を受けられる環境を整えています。

阿倍野区で信頼できる歯医者をお探しの方は、ぜひ当院へご相談ください。