親知らず抜歯後のタバコはいつから?喫煙が「治りを遅らせる」理由とリスク解説|大阪市阿倍野区の歯科 足立歯科クリニック

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スタッフブログ

親知らず抜歯後のタバコはいつから?喫煙が「治りを遅らせる」理由とリスク解説

スタッフブログ 2026.01.30

「親知らずを抜いたけれど、ストレスでどうしてもタバコが吸いたい……」

「1本だけなら影響はないのでは?」

抜歯後は痛みや不自由さからストレスが溜まり、いつも以上に喫煙したくなる方も多いと思います。

しかし、歯科医師としては、抜歯直後の喫煙は「可能な限り控えていただきたい」というのが正直なところです。

そこには、傷口が治る仕組みと、タバコを「吸う動作」の関係が大きく関わっているからです。

この記事では、なぜ抜歯後のタバコが良くないと言われるのか、その理由と、無理に吸ってしまった場合に起こりうるリスクについて、冷静に解説します。

 

足立哲也 院長

監修者情報

医療法人 青空会 足立歯科クリニック 院長
足立 哲也(あだち てつや)

プロフィール

朝日大学歯学部卒を卒業後、幅広い年齢層の患者と向き合いながら、むし歯や歯周病、予防歯科などの診療に取り組む。
患者が安心して通えるよう、丁寧なカウンセリングとやさしい対応を心がけている。

略歴

  • 平成11年3月 朝日大学歯学部卒業
  • 平成11年4月 大阪歯科大学研修医
  • 平成12年4月 中岡歯科医院勤
  • 平成15年4月 足立歯科クリニック開業
  • 平成16年12月 医療法人青空会理事長
  • 平成22年9月 南カリフォルニア大学ジャパンプログラム卒業
  • 平成23年3月 AAID(アメリカインプラント学会)マキシコース卒業
  • 平成24年4月 ICOIコロンビアコース
  • 平成25年6月 インディアナ大学 インプラントコース
  • 平成30年3月 大阪歯科大学院卒業
  • 令和2年4月 大阪歯科大学 非常勤講師

所属学会・資格

  • ADIA(アメリカインプラント学会)認定医・専門医
  • IDIA国際歯科インプラント学会
  • 日本口腔インプラント学会認証医・専門医
  • ICOI国際口腔インプラント認定医・指導医
  • AAID(アメリカインプラント学会)認定医・専門医
  • 日本顎咬合学会認定医
  • 南カリフォルニア大学 客員研究員
  • 南カリフォルニア大学 ジャパンプログラムリーダー
  • インディアナ大学 口腔再生学講座 インプラント研究科 客員講師
  • インディアナ大学歯学部 日本歯科矯正プログラム 認定医
  • 歯科医師臨床研修指導医
  • 歯科放射線学会 認定医
  • 口腔医科学会 認定医・専門医
  • オステムインプラント 指導医・公認インストラクター
  • 光機能化バイオマテリアル研究会会員
  • JAID代議員
  • 国際審美学会会員
  • 臨床器材研究所認定医
  • 介護支援専門員(ケアマネージャー)
  • 衛生検査技師
  • BLS認定医
  • 福祉住環境コーディネーター
  • ISOI国際口腔インプラント学会ドイツ口腔インプラント学会日本支部
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抜歯後の喫煙が推奨されない「2つの理由」

「タバコの成分が悪い」というイメージが強いですが、実は抜歯直後に関しては、成分以上に「吸い方」に大きな問題があります。

1. 「吸う動作」がカサブタを剥がす原因に

これが最大のリスクです。 タバコを吸う時、口の中はストローを吸うように「陰圧(いんあつ)」がかかります。

また、フィルターを通すために、意外と強い力で吸い込んでいるものです。

抜歯後の穴には、血餅(けっぺい)という「血の塊(ゼリー状のカサブタ)」ができ、これが骨や神経を保護しています。

しかし、タバコを強く吸う動作によって、せっかくできた血餅が吸い出され、剥がれてしまうことがあります。

2. 血流が悪くなり、治癒が遅れる

タバコに含まれるニコチンには血管を収縮させる作用があります。

傷口を早く治すためには、血液が運んでくる酸素や栄養が不可欠です。

喫煙によって血流が悪くなると、傷口への栄養供給が滞り、通常よりも傷の治りが遅くなってしまう傾向があります。

無理に喫煙した場合のリスク

もし、抜歯直後に喫煙した場合、どのようなトラブルが考えられるのでしょうか。

必ず起きるわけではありませんが、以下のリスクが高まることを知っておいてください。

ドライソケット(強い痛みが続く)

もっとも避けたいのが「ドライソケット」です。 前述の血餅(カサブタ)がうまく定着せず、骨の一部が口の中に露出してしまう状態を指します。

  • どんな状態?: 抜歯後2〜3日経ってから、再びズキズキとした強い痛みが出る。

  • 痛み止めは?: 効きにくい場合があり、痛みが10日〜2週間ほど続くこともあります。

ドライソケットになると、追加の通院や処置が必要になるため、結果的に「完治までの道のり」が長くなってしまいます。

出血が止まりにくくなる

吸う動作による陰圧で、固まりかけた傷口から再び出血してしまうことがあります。

口の中が血の味になると不快感が増しますし、止血のためにガーゼを噛み続ける必要が出てきます。

加熱式タバコ(iQOS・glo)なら大丈夫?

「紙タバコは煙が出るからダメだけど、加熱式なら……」と考える方もいるかもしれません。

しかし、こちらも控えたほうが無難です。

有害物質の量は紙タバコより抑えられているかもしれませんが、「吸い込む(陰圧をかける)」という動作は変わらないためです。

また、加熱式タバコは独特の匂い成分などもあり、デリケートな状態の傷口には刺激となる可能性があります。

目安:いつから吸ってもいい?

傷口の状態には個人差がありますが、一般的な目安は以下の通りです。

  • できれば待ちたい期間: 抜歯後1週間〜10日(抜糸が終わる頃まで)

  • 最低限控えたい期間: 抜歯後3日間

最初の24時間〜48時間は、血餅が作られる最も大切な時期です。

この期間だけでも禁煙することで、ドライソケットのリスクを大幅に減らすことができます。

まとめ:スムーズな治癒のために

親知らずの抜歯は、体にとっては「怪我」と同じ状態です。

早く痛みから解放され、美味しい食事を楽しむためにも、「最初の3日間」だけは、体を休めることを優先してみてはいかがでしょうか。

もし、喫煙後に「痛みが強くなった」「血が止まらない」という症状が出た場合は、我慢せずに早めに歯科医院へ相談してください。

 

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